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【初心者向け】LINEスタンプの作り方!作成・審査・販売開始までの流れを解説

この度、色音色はついにLINEスタンプを発売しました!!

活動開始から5年以上経ち、「なんで今まで作ってないの?」というツッコミもあったりなかったりですが

最近やっと固定キャラも定着しつつあり、構想が浮かびましたので、作成に至った次第であります(。•̀ω-)☆

簡単に作れそうで、意外に面倒な工程も多いですので、今回は忘れないうちにそれらを書き記しておきたいと思います。

個数とデザインを決める

まずは、スタンプを何個のパッケージにするか決めます。

LINEスタンプは、8個・16個・24個・32個・40個から好きな個数が選べます。

色音色は今回、16個を選びました。

なお、後ほど詳しく描きますが、絵を描く際のサイズも決まっているため、以下のガイドラインをしっかり読んでください。

制作ガイドライン
https://creator.line.me/ja/guideline/sticker/

規定を守らないと申請できないから、面倒だけどしっかり読もう!!

個数を決めたら、デザインを考えます。

どんな絵で、どんな言葉を入れるか、どう配置するか、などを練っていきましょう。

色音色のおすすめは、先に言葉を決めてそれに合った絵を描く、という手順です。

「ありがとう」とか「おやすみ」とか、最初はスタンダードなものの方が良いのではないかな〜と個人的には思います。

(これいつ使うんだよ、みたいなスタンプもたまにあるよね・・?)

アプリやソフトでイラストを描く

さてデザインが決まったら、実際に絵を描いていきます。

使うソフトは何でも良いですが、色音色はProcreateというアプリを使っています。

CLIP STUDIO PAINTでもibis Paint Xでも、普段使ってるものでOK。

キャンバスサイズについて

ここでの注意点が、絵を描くときのキャンバスサイズです。

ガイドラインには「横370px × 縦320px(最大)」とありますので、このサイズで書けば基本的に問題はないのですが、

このサイズで描くと、LINEスタンプにしか使えない、やや荒い画質となります。

もし印刷してシールに加工したいな〜などと思っても、クオリティが低くなってしまいます。

なので私は、

1600px × 1600pxの大きめのキャンバスサイズで描き、それをあとからAdobe Illustratorで横370px × 縦320pxに縮小する

という手段をとりました。

画質の良い元データを保存しておけば、あとで印刷したり、ブログの挿絵にしたりと、さまざまな用途に使えると思ったので。

ちなみに1600px × 1600pxというのは、単に私の気に入っているサイズなのであって、別に1200px × 1200px でも、何でも良いと思います。

ただ少し大きめにしておけば安心じゃない?という話。

余白について

ガイドラインには、スタンプ画像に10px程度の余白が必要、とあります↓

これについても、私はイラレで対処しました。

「10pxぐらいの」って言われても、感覚じゃどうにも測れません( ̄ー ̄)

なので、10pxの枠を作り、その中に絵が収まるようにしました。

配置できたら、枠のレイヤーは非表示にし、形式をPNG(背景透過)・dpi(イラレではppi)を72にして保存します。

この処理を、スタンプにしたい絵すべてに行います。

メイン画像とトークルームタブ画像を作る

スタンプの画像がすべて完成したら、次はメイン画像トークルームタブ画像を作ります。

メイン画像とは、これ↓みたいな感じで、要は販売時に顔となる画像です。

トークルームタブ画像とは、実際にLINEスタンプを使う時に出てくる、このちっちゃいアイコンみたいなやつのことです↓

メイン画像とトークルームタブ画像は、スタンプ画像とは別に作っても良いですが、スタンプの中から1つ選んでも良いと思います。

しかしスタンプ画像とはサイズが異なるため、リサイズして別途用意しておく必要があります。

  • メイン画像:横240px × 縦240px
  • トークルームタブ画像:横96px × 縦74px

これらのサイズと完全一致していないと申請できませんでしたのでご注意ください。

スタンプ画像と同様、PNG形式・dpi72で保存します。

審査に出す

スタンプ画像・メイン画像・トークルーム画像がすべて用意できたら、いよいよ申請します!

ちなみに申請するには、「LINE Creators Market」に登録しておく必要があります(別に何も難しくないです)。

登録したら、マイページの左上にある「新規登録」から「スタンプ」を選択し、掲載する情報を入力し、画像をアップロードしていくだけです。

なお、zip形式に圧縮して一気にアップロードすることもできるみたいですが、上手くいかないという声もちらほらあったので、私は1枚ずつやりました。

審査リクエストが完了すると、LINEに通知が来ます↓

承認→販売開始!

ここまで来れば、あとは神に祈って待つばかりです(。•̀ω-)☆

審査の時間は1週間とも言われていますが、色音色の場合は、申請したその日に結果が来ました!

ひゃっほ〜!めでたい!

というわけで、LINEスタンプが無事発売となり、すでに何人かの方に購入いただきました。

ありがとうございます(T-T)

時間と手間をかけて作った甲斐があった。。。

LINEスタンプは誰でも簡単に作れる♪ みたいなイメージがありますが、実際にやってみるとつまずくことも多いので、

この記事を見て、これから作ってみたい方のお役に立てれば幸いです。

そして、我々のLINEスタンプも、かわいいし日常で使いやすいラインナップとなっておりますので、ぜひよろしくお願いします(笑)

色音色のイロイロスタンプ

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