何かのエキスパートになりたい
1つのことを究めて名を馳せてみたい
「私といえば〇〇」という強いアイデンティティが欲しい
こんな「何者かになりたい症候群」の人は、結構多いみたいです。
かくいう私も、つい最近までそうでした。
何か1つを究め抜いた、カッコイイ存在に憧れていました。
「パンを焼くためだけに生まれてきた」
「寝る間も惜しんで物語を書きたい」
みたいな、情熱大陸に出れそうな人に、なりたかったんですね。
いたたた・・・
何者にも、なれなかった!
しかし、何者かに、まぁ〜〜なれませんでした(´-ω-`) 少なくともアラフォーになる今まで!
いろんなことに手は出してきたけど、どれも中途半端で、とてもエキスパートと言えるレベルにはなりませんでした。
で、なんとなく気づいたんですけど、たぶんこれからも何者にもなりません。
私は好きなものがたくさんありすぎるので、何か1つに集中できないのです。
お絵描き、文章、英語、旅、異文化、インテリア、哲学、美と健康、、、
何でも7〜8割のことを学ぶと飽きてしまい、もっと深く追求したいという欲望がなくなります。困ったもんです(´-ω-`)
何かのエキスパートやスペシャリストになる人は、みんな1つのことに専念しているのではないでしょうか。
だけど、今のところ自分はどれも好きで、1つなんて選べないのです。
何者にもならなくていいじゃん
そんなんで、ずいぶんと長い間「私は何がしたいのかしら」と、ぐるぐる考えてきました。
で、最終的に「何者にもならなくていいじゃん」という結論に至りました。
そもそも誰も「何者かになりなさい」なんて言ってきていません。自分で勝手にそうならなければと思っていただけなのです。
ではなぜ、自分は何者かになりたかったのでしょう?
よくよく自分の中を掘り下げてみると、
人から見てカッコイイ人になりたかった
というだけでした。
つまるところ、単なる承認欲求でしかなかったと気づいたわけです( ;´Д`)
あいたたた・・・・
何者でもない=何者にでもなれる
しかし何者にもならなくていいや、と思えた瞬間、なんか楽になりました。
毎日、その日、その瞬間に、好きなことややるべき仕事をやってればいいだけなのです。
目指すものやゴールがないことは、少し寂しい気もしますが、さんざん頑張ってきて結果が今の「何もない」なので、いい加減あきらめます(笑)
そして、「何者でもないということは、何者にでもなれる」という解釈をすることにしました。
だんだん言葉遊びになってきたね
考えてみると、毎日私たちはいろんなものから影響を受けながら、いろんな思考や感情が生まれています。
新たな興味や好奇心というのは勝手に湧いてくるのであって、止めるなんてできませんよね。
そんな中で、何か1つ決めてそれに集中するなんて、最初から無理ゲーだったのかもしれません。
そういうわけで今日も、今日やりたいことを、やりたいだけやって、ただ生きるだけにします!
承認欲求だけをモチベーションに物事に打ち込むのは、もう疲れましたので(笑)
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