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東京都薬用植物園が楽しい

「薬屋のひとりごと」の影響もあって、薬や毒への興味がすごく高まっている。

もともと薬屋で働いていたこともあったので、少しだけなら知識はあったけど、どちらかというと西洋医学に偏っているんですよね。

なんですが、最近は漢方を中心とした東洋医学を学ぶのも楽しいのです。

身近にある植物や食べ物が体に与える影響は、知っていて損はないと思う。

まぁ学ぶといっても本当に趣味程度ですけど。

そういうわけで、小平市にある「東京都薬用植物園」は、大変エキサイティングな場所なのです。

ここには、その名の通り薬に使われる植物が栽培されており、どの植物にどんな薬効があるのか、学ぶことができます。

例えば、芍薬(シャクヤク)には鎮痛効果、甘草(カンゾウ)には抗炎症効果がある、とかですね。

さすがに1つずつ名前を覚えているわけではないけど、見た目がおもしろい植物たちの写真をいくつか撮ってきました。

それから入り口近くにある資料館も素晴らしく、乾燥させた生薬がたくさん展示されています。

「薬屋のひとりごと」で猫猫がもらった際に興奮していた、熊胆、牛黄、海馬、鹿茸などもあり、よもや聖地巡礼でもしたような気分になったよ・・(悦)

そして、その資料館でもらってきた資料には、身近にある有毒植物を紹介しているものがあって、これもかなり有用な代物だった。

ジャガイモの芽や緑の皮が有毒なのは有名な話だけど、青梅や銀杏にも毒性があるって書いてあったのはびっくり。

青梅は酒やジュースにするものだけど、もし生で食べると頭痛・めまい・発汗・けいれんなどを起こすリスクがあるらしい。

そして銀杏は、一度に50〜60個食べると嘔吐・下痢・ふるえなどの症状が出るとか。

そんなに一気に銀杏食べる奴いるのかよって話だけど、事例があるのだから、いるんでしょうね。

ちなみに私は、茶碗蒸しに1個入っているだけでもややテンション下がるくらい、全然好きじゃないんだけども。

というか、銀杏じゃなくても、50個も食べないよねぇ・・?

なんにせよ、食べ過ぎは毒になるってことですね。

あと、ニラとスイセンを間違えるという話もよく聞くけど、そもそもその辺に生えてる植物を食べてみようって、なんで思うんだろう。

薬草や毒について学ぶのは楽しいけど、自分の口に入れるものはスーパーで買いたいと思ってしまうなぁ。

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