2人組アーティストのクリエイティブな暮らし

【独学・初心者向け】絵が上手くなる方法!30過ぎてから描き始めた色音色が語ってみる

色音色ブログのサムネイル

「絵が上手くなる方法」って、絵が上手い人しか語っちゃいけないだろ

そう思いますよね?私もそう思ってました。

しかしです、そもそも「絵が上手い」ってどういう判断基準で認定できるのか?曖昧ではないですかね?

そりゃプロの漫画家とかはたぶん下手ってことはないだろうけど

色音色のように、素人で美大を出たわけでもない人たちにも、絵が上手い人ってたくさんいると思うんですね。

そして色音色だって、絵を全然描いたことない人からしたら、たぶん「絵が上手い」部類に入るんじゃないのかしら・・?たぶんだけど!

もしも「絵が上手い」っていう言葉が、「デッサン力がある」とか「正確なパースが描ける」とかを意味しているとしたら、色音色がこのトピックを語るのはお門違いだと思いますが

少なくとも、「有償依頼を数百件受けたことがある」「好きで描いた絵が売れている」という時点で、下手ではないんじゃないの?と思うわけです。

そんなわけで、今回はおこがましくも、

「絵が上手くなる方法」と題して具体的な方法論を語ってみようと思います!

色音色ってどんな絵描いてるの?って方は、こちらのポートフォリオをご覧ください。

世界観が独特すぎて、上手いんだか下手なんだか分かんないかもしれないけど(笑)

それではいってみよ〜ヽ(´▽`)/

まずは模写・真似っこからでOK

どんな絵の上手い人も、最初は誰かの真似をしていると思います。

子供の頃、好きなポケモンを描いてみたりセーラームーンを描いてみたりしたことがある人も多いのでは?

色音色の場合も、好きな漫画やアニメの影響、あとは遊んでいたゲームの絵の影響を多大に受けています。

最初はそれらを見て、全く同じものを描く(つまり模写)だけでもとても良い練習になります。

何枚も描いていると、だんだん何も見ずに描けるものが増えてきます。

ピッピ
ユウキが描いたピッピ
ミホが描いたピカチュウ

対象物を見まくる!

(上のポケモンが上手いか下手かは置いといて)

模写にしろスケッチにしろ、絵が上手くなるには

対象物を見まくる

のが大事だと思っています。

逆の言い方をすれば、絵がなかなか上達しない人は、対象物をちゃんと見ていません。

たとえば顔を描くとしても、

  • 目と目の間がどのくらい離れているか
  • 眉毛の角度はどのくらいか
  • 耳の高さがおかしくないか

などなど、よく見ずに描くと確実に崩れて全然違う顔になります。

たとえばこれ↓なんかも、まったく同じ超単純なパーツですが、目と目の間の距離がちょっと違うだけで、全然印象が変わってきますよね。

よくテレビのバラエティ番組で「何も見ずにライオンを描いてみよう」みたいな企画やってますよね。それで絵がヘタクソな芸人をいじるみたいな。

ああいうのでヘタクソな絵を描く人は、普段からその対象物をあまりよく見ていないんです。

今まで何度も見たことがあるはずのものでも、いざ描こうとすると描けないもんです。

「あれ?ライオンの耳の形ってどんなんだっけ?」みたいになる。

その理由は、描くために見ていないからです(絵を描かない人はそんな必要もないですが)。

描こうと思ったら、対象物の形・色・パーツのレイアウトなどを記憶しようと意識します。

この意識があるかないかで、いろんなものがスラスラ描けるかどうか全然違ってくると思います。

早く描きたい!と焦らず、手を動かす前に、

まずは描きたいものを穴が空くほど見る

絵の練習=描くこと

に集中しがちですが(もちろん描かないといけませんが)、実は同じくらい見ることが大事なんですよね。

ちなみに見るのは実物の何かでもいいし、写真でもいいし、好きなキャラクターの絵でもいい。

とにかく描く!

散々「見る」について語っといてあれですけど、描かないと上達しないですよね(当たり前)。

つまり、

見る→描く

をしまくればいいのです。

なんだかんだ言っても、質量転化の部分も大きいと思うので、ひたすら描きまくって、自分の手を「絵を描く手」に変えてしまいましょう。

このへんは、ピアノでもギターでもテニスでも車の運転でも一緒ではないかな〜(←ちなみに私はこのどれもできない笑)

単純に、たくさん時間を費やすと、そのぶん上達するってことです。

完成させる

せっかく描き始めた絵は、下手でもいいので最後まで完成させましょう。

上手く描けないからと途中でやめてしまうと、新しく別のものを描こうとしても結局また描けないんですよね。

「最後まで」というのは、自分が納得するところまでという意味なので、別に着色までしなくてもいいと思いますが

人でもネコでも風景でも、「とりあえずできた」というレベルまでは描いたほうがいいと思います。

これも何度もやっていると、間違いなく完成度が上がってくる。

好きなものだけを描いていい

「絵が上手くなりたい!」と思うと、いろんなものが描けなきゃダメだと考える方も多いんじゃないでしょうか(かつての私)。

人間・動物・建物・機械・・描こうと思えばさまざまな対象物があります。

しかし別に全部上手に描けるようになる必要はないと思うんですよね。

そりゃいろいろ描けるに越したことはないかもしれないけど、いろいろ描いているうちに、絶対得意じゃないジャンルって出てくるんですよ。

で、得意じゃないジャンルは別に優先的に描かなくていいと思う。

要は、描いてて一番楽しいものをたくさん描いて、それのスペシャリストを目指すほうがいい。

たとえば色音色は動物はいつも描きますけど、写実的な人の顔とか描かないです。

描いてて別にあんまり楽しくないからです(トライしたことはある)。

楽しくないのに描いてもあんまり上達しないし、逆にそれが得意な人が世の中に必ずいるんだから、その枠はその人に任せればいい。

あなたはあなたが「描いてて楽しい〜〜( ´∀`)♡」って悦に入れるものを描くべきなんです。

トレースで絵は上手くなるの?

たくさんトレース(写し絵)してたら絵は上手くなるのか?気になる人もいますよね。

これについては私も何度かやってみたけど、結論

絵の上達にはほとんど繋がらない

と思っています。

手を動かして描く動作をする以上、効果はゼロではないと思いますが、ぶっちゃけ線をなぞるだけではスキルアップは望めないんじゃないかな〜(´・ω・`)

トレースも、使い方次第では役に立つんですけどね。最初からトレースばっかりやるのはおすすめしません。

写しただけだと、オリジナルとして発表できないしね。

上には上がいる!自己評価は高く!

ここはマインド部分です。

描いても描いても「まだまだ下手だ」と思って練習すれば、もちろん成長に繋がるでしょう。

しかし自己評価がいつも低いと、それはやっぱり楽しくない。

せっかく描いても発表する気になれなかったり、売り出す勇気が出なかったりしたら、もったいない。

自分の作品は、まず自分で高く評価しましょう。

自分的に気に食わないものでも、「とりあえず描けた」ことを褒めましょう。

ラクガキでもなんでも、とにかく描いてること自体が素晴らしい!

「やば・・この絵かわいすぎる。私天才かもしんない(´⊙ω⊙`)」

くらい、自己評価を高くしておいたほうが、モチベーションも保てるし楽しいです。

どんなに上手くなっても、上には上がいます。

高みを目指すのはもちろん良いことだけど、そこに辿り着いていないことにフォーカスするよりも、自分が描いてきた大切な作品たちを可愛がってあげましょう。

楽しい気持ちが一番(*´∇`*)

はい!

美大を出たわけでもない、芸術の専門家でもない色音色が、絵が上手くなる方法を語ってみました!

あ〜だこ〜だ言って、結局上達する人ってどんな人か?っていうと・・

楽しんで描いてる人

だと思います。

どんなにテクニックを磨いても、楽しくないと続かないし、続かないとやっぱり上達しない。

精神論になっちゃいますが、実際精神論の部分のほうが大きい。

要は「描きたい!上手くなりたい!」という情熱・欲望・描いているときのワクワク感があれば

自ずと絵に費やす時間も長くなり、必然的に上手くなってしまいます。

なんかイイ感じにまとまったので、今回はこの辺で!

See you soon!

色音色がお絵描きに使ってる道具はこちら↓

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